オーストラリアでビジネスを学ぶ!TAFEから大学へ進学体験談
- iae Sydney- Danny Kim
- Apr 24
- 6 min read
こんにちは!iae Sydney でインターンをすることになった、Miuです。英語科のある高校を卒業して、学生ビザを取得し、シドニーのTAFE NSW に正規留学しています。
「TAFEってなに?」「名前は聞いたことあるけど、詳しくはわからない。」「どんなコースがあるの?」などという声が多くあると思います。実は私も、iaeに出会うまでは、同じ気持ちでした。
今回は、TAFEの概要と魅力、また私のTAFEでの体験談をご紹介します。
これから留学を検討されている方、留学について少しでも気になっている方はぜひご参考にしてください!

お名前 | Miu |
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年齢 | 18歳(渡航時) |
ビザ | 学生ビサ |
留学するまでの流れ | 公立高校英語科→卒業後、渡豪まで資金集めのアルバイト→2023年7月、学生ビザで渡豪 |
留学先について
学校 | TAFE NSW |
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コース名 | Certificate IV of Business(修了) Diploma of Business (修了) Bachelor of Business (就学中) |
留学しようと思ったきっかけ
小学生の頃から英語を習っていて、ずっといつかは留学したいと思っていました。そんな思いのまま高校に入学しましたが、コロナの影響で予定されていたオーストラリア研修が中止になりました。そんな中、どうしても自分の好きなことを英語で学びたいと思い、大学はオーストラリアで進学することを決めました。
現在のBachelor of Business に至るまでの流れ
TAFE NSWでは様々なスタディパッケージ*が用意されています。例えば、私のようにCertificate IV (6ヶ月・基礎コース)→ Diploma(6ヶ月)→ Bachelor (2年・大学コース)というパッケージで大学に通う人や、Diploma(1年)→ Bachelor(2年)、または、Bachelor(3年)という選択をする人もいます。このようにTAFEは今の自分のスキルや知識に合ったパッケージ選択をできるのも、魅力の一つです。
Certificate→Diploma→Bachelorというスタディプランを選択したメリットは、ビジネスについて基礎から学べたことです。基本的にTAFEは大学と違い、座学ではなく、実践をメインに行う職業訓練校です。そのため、先生は各業界に精通している方や、今現在もその業界で働いている方がほとんどです。授業はリアルなビジネスシーンを想定して行われるため、ビジネスのより深い部分について業界用語を用いて学んでいきます。しかし、CertificateやDiplomaはビジネス初心者向けに教えてくれるので、理解しやすいです。また、課題のこなし方や、Academicな書き方、課題の量に慣れるという面でも、コースをパッケージで学ぶという選択はとてもよかったと思います。
私の友人は、Bachelor(3年)のパッケージを選択していましたが、正直大変そうでした。エッセイを書いたり、レポートを書いたりすること、プレゼンに慣れていないと、いきなりBachelor は大変だと思います。
ビジネスを専攻した理由
私がビジネスを専攻した理由は、元々経済やマーケティングに興味があったからです。留学を決めたときから専攻はビジネスにすると決めていたので、迷いはありませんでした。
授業がある日の1日の流れ
まず、Certificate とDiplomaの時は3ヶ月(1学期)に6科目、コース修了時には、12科目を終えている必要があったので、基本的には週に3回、1日に2教科ずつ授業を受けていました。
9:00 授業開始①
最初は遠い地域に住んでいたので、朝早くに家を出る必要があり、大変でした。
12:00 授業終了① 休憩開始
学校に生徒用のレンジや、キッチンがあるので、凝ってきたお弁当を温めて食べたり、カフェテリアやスーパーにいって買って食べたりしました。
13:00 休憩終了 授業開始➁
授業の途中にもTea Break(10~15分)があるので、休憩を挟みながら、授業に取り組めます。
16:00 授業終了②
そのまま友達と遊びに行ったり、バイトに行ったりしていました。最初の方は授業を止める勇気がなくて、授業の最後に質問をしに行っていました。
授業内容
授業の内容は、科目によりますが、すべての科目でグループディスカッション、プレゼンテーション、または両方があります。中でもマーケティングやマネジメントについての授業は、チームメイトとの協力が必須で、タスクを分割して取り組んでいました。
TAFEの授業の魅力的なところは、実践ベースで作られているケーススタディに基づいて、進められていきます。例えば、マーケティングのケーススタディであれば、マーケットについて分析し、どの世代にどのような購買傾向があるのか、そのようなことを理解した上で、どんな売り方・キャンペーンを行うと、多くの人の目に留まるのか。このような内容を深く分析し、1つのレポートにまとめて、最終的には自分たちで考えたマーケティング方法についてクラスでプレゼンします。「分析、思考、計画、発表」のスキルを身につけて、実際に現場でも通用する技術を身につけることができるのが、この授業の魅力です。
クラスについて
私のクラスには、オーストラリア人生徒が多く在籍していました。アジアからの留学生も多くいましたが、日本人は私だけでした。最初のCertificateでは、クラスに日本人がいたため日本語を使う機会もありましたが、Diplomaではその機会が無くなったからか、英語の伸びをすごく感じました。また、わからないことがあっても、積極的に質問することで誰かが必ず助けてくれる環境にあったので、みんなで助け合って課題を進めていました。
学校の施設はどうですか?
NSW州の学校で私立ではないので、近未来的な建物ではないですが、設備もよく、リノベーションもしてくれているので、満足しています。

課題はどんな感じですか?
課題の量は科目によりますが、基本的に1つのケーススタディを1学期通して行うイメージです。量をこなさないといけない課題もあれば、質を求められる課題もあります。
英語は上達すると思いますか?
上達すると思います。オーストラリア人生徒が多く、日本人が少ないので、必然的に英語を話す必要があります。また、授業でわからない単語が出てきたりすることは稀にあるので、その時にしっかりと調べて、頭に入れることが大切だと思います。
仕事と両立できるますか?
できます!私自身、学校が終わった後に働いたり、休日も丸一日働いたりしています。アルバイトで稼いだお金で、自分の家賃や生活費も賄えています。隙間時間を上手に使って、課題を進めることができると、両立できます。
CertificateとDiplomaを終え、成長した点はありますか?
この二つのコースを修了して、成長したと感じる点は、英語力と応用力です。英語力に関しては、Diplomaの時にすごく成長したと感じました。Diplomaの時は、クラスに日本人が私しかいなかったので、英語で話すしかない状況でした。今考えると、すごくラッキーだったと思います。応用力に関しては、どちらのコースでも身についたと思います。いきなり授業でプレゼンを求められたり、発表の機会を多く与えられたりしたことで、その場の状況に対応できる力が身についたと思います。
iaeを利用して良かった点
サービス料などの料金が一切ない点と、シドニー現地にオフィスがあり、いつでも親身に相談に乗ってくださる点です!
**現在TAFE NSWでは、15%学費が安くなる奨学金あり!
iaeシドニーはTAFE NSWとの正規の公式留学エージェントです。
TAFE NSWへの出願や奨学金については、お気軽にお問い合わせくださいね。
一人ひとりにあった学校紹介、進学カウンセリング、学校へのお申し込み手続きまですべて無料でサポートします!
また、iaeシドニーはオーストラリアの政府公認(MARN登録番号:0324090)マイグレーションエージェントが常駐しているため、ビザのことも安心してお任せいただけます。
進学のことやビザのことなど、お気軽にご連絡くださいね。