UNSW大学 Master of Translation & Interpreting修了 Yuriaさん 2022年12月 インタビュー
Yuriaさんについて
どうしてオーストラリアにしようと?
オーストラリアには2018年の3月頃に来たと思います。
カナダにワーホリで1年半過ごしたのですが、ワーホリ面白いなってなって、次はイギリスでワーホリをしようとしたのですが抽選で落ちてしまって(笑) で、ワーホリに行けるうちに行こうと思ってオーストラリアを選びました。
最初はオーストラリアは温かいカナダでしょと思ってて、温かいカナダでも見て半年くらいで帰ろうと思ってました。(笑)
どうしてこの学校・コースを選んだのですか?
とりあえず英語を学びたいと思って、語学学校も行って色々しているうちにオーストラリアに長くいようという流れになりました。せっかくなので英語をちゃんと勉強したという気持ちになりたいというか、これで私の英語の勉強終わり!になりたかった。人それぞれ目標があると思うんですけど、英語に自信を持てるようになりたかったです。
語学学校ってテキスト英語で日常であまり使う感じではないというか、大人の英会話って難しいじゃないですか、そういうところの会話も出来るようになりたいなということと、日本で4年大学は出てるのでBachelorは要らないよね、ってことでMasterコースへの進学になりました。元々通訳・翻訳に興味があった訳ではありません。(笑)
学校について
学校はどんな感じでしたか?
コロナ期間だったので基本全てリモートでしたね。最初の3週間と最後の1ターム(3ヶ月)が通学で、ほかは全てリモートでした。
授業数自体はそんなに多くなかったです。2時間×6コマくらい。ただ、やることが多すぎて本当に忙しかったです。
難易度は?
学校は難しかったです。UNSWはみんな頭がいいと思ったし、わたしは大人になって英語を始めたので、やっぱりそこのディスアドバンテージは感じました。英語がもう少し上手だったらもう少し点を取れたかなぁって部分はありますね。
リモートだったらクラスのみんなとは。。?
最初はワイワイしてたのですが、リモートになってしまって。ソサイエティ(サークル)もオンラインであったのですが乗り気にならなくて。。本当になにもなかったです。コロナが明けてから少しお話したりご飯行ったりはしました。
課題はどんな感じでしたか?
課題はすごく多くて。アルバイトをしたかったんですが、できないくらい忙しかったです。予習・復習・課題などめっちゃ忙しくて。
9カ国語くらい話せる、なんでも出来るぜって感じのインドネシア人の友達がいたんですけど、その子ですら忙しすぎてバイトをする余裕がないって言ってました。結構みんな大変だったと思います。(笑)
クラスメイトは?国籍比率、ローカル生徒は、、
基本中国人でした。コース全体だと中国人が8割9割くらい。。あとはチラホラいろんな国からの方で、日本人はいなかったです。
レクチャーとチュートリアルに分かれるのですが、大きいレクチャーだと70人や150人くらいのクラスもありました。レクチャーではTheory基礎・NAATIガイドラインなどを学びました。チュートリアルというゼミでは日英翻訳実践みたいな感じで6~7人くらいの少人数でした。日本人はわたし1人で。ローカル生徒もいて、日豪ハーフの子とかもいました。
インターンシップはされましたか?
コロナのせいでインターンがなかったです。本当は最後の年にあるはずだったんですけど、多分提出物に変わりました。学校でする実際の通訳翻訳の練習もあったのですが、ゆるい感じでした。通訳も翻訳も、メディカル翻訳とかリーガル翻訳とか分野が分かれているのですが、なんでも通訳の練習する感じでした。
通訳翻訳にはたくさんの分野があると思いますが、全ての分野を学びましたか?
絶対やりたくないものはやらなくてもいいのですが、ある程度はやっぱり必修でした。わたしの場合は、他の選択授業を取って単位をもらうとなれば言語学の複雑なものになっちゃって。英語のIPAシンボルとか、幼児の言語発達などを勉強しなければいけなくて、それだったら通訳翻訳している方が楽しかったので、そればっかりやってました。
在学中に大変だったことは?
大変だったことしかなかったです(笑)コロナの真っ最中だったので、それが大変でした。ですが学校の対応はとても早くて、ロックダウンになった瞬間オンラインに切り替えでした。
ロックダウンのときは、一人暮らしだったんですけど、朝から晩までずっとパソコンに向き合ってるみたいな感じで、働こうとも働くところもなく、スーパーに行っても無人のレジしかなくて。2ヶ月間も人間の顔を見ないということが頭がおかしくなりそうでした(笑)
そうですよね。。その間どうやって過ごされましたか?
ロックダウンでしんどかったのは、本当に人の顔を見れないということだったので、インターネットでユーチューブライブを始めました。(笑)人間の顔を見ないと死ぬと思って(笑)
日本の方だと、海外の状況はどう?とかで気になってる方がいたので。面白かったです。(笑)
すごい!(笑)日本とオーストラリアの教育制度の違いを感じますか?
オーストラリアの方が教授との距離は近いです。
日本だと教授にメールを送るなんて緊張するし、なんて送ればいいか分からなくて結局送らないってことがあったんですけど、オーストラリアだとガンガンメールを送りまくって良いですね。例えば「ハロー、あなたの授業を取っている者ですがここが分かりません」という風に送れるし、返事も帰ってくるし、メールを送っても別に失礼でないところです。なんだったら黙っている方が嫌がられるというか。
あとは質問をガンガンしていいところ。(笑)
授業でもアホみたいな質問をみんなガンガンしているし、アホみたいな質問もしていいんだなって思いました。(笑)こういうことを聞いたら、頭悪そうって思われたりするんじゃないかなって思って私は結構遠慮していたんですけど、そういうこともバンバン聞けることですかね。(笑)
日本人がオーストラリアに留学するためにはどんな努力が必要でしょうか?
日本人らしい恥じらいを忘れること。やってまえ!みたいな気持ちが必要だと思います。
それで失敗することもあるんですけど、やっぱり文化的に日本人は人に迷惑かけちゃいけないと思っているので、迷惑はかけても謝ったらいいって気持ちで。(笑)
在学中に一番成長したことは?
英語だと思います。実際にテストを受けてスコアで出てる訳ではないですが、日常で使わないような難しい法律用語やカンファレンスで使う堅苦しい英語を授業で扱ったので、普通に英語の量は増えていると思います。
今後について
卒業後のキャリアは?
なにも考えていないです。(笑)楽しく生きられればそれでいいなと思っています。卒業生ビザで3年はオーストラリアにいられるので、とにかく遊ぼうと思います。
NAATI登録者を目指しますか?
目指していません。(笑)元々翻訳通訳をやりたかったわけではないので、、
受かるかもしれないから1回くらいは受けてみたらと学校の先生に言われたので、とりあえず一回くらいは受けてみようかなと思います。
お仕事探しはどのようにされる予定ですか?
就職は日本では考えていなくて、とりあえず日本以外で考えています。オーストラリアでとも縛ってはいなくて、アメリカとかイギリスとかゆっくり考えようと思います。翻訳通訳は副業程度で出来たらいいかなあと思っています。
iaeのことはどうやって知りましたか?iaeを利用して良かったことは?
3,4年前のワーホリエキスポで知りました。当時ワールドスクエアに住んでいて、開催場所が家の裏じゃん、暇だから行ってみようということと、スターバックス券につられて来ました。(笑)
他のエージェントと比較できるほどではないのですが、担当のYuhkiさんはカジュアルに話せるし、丁寧に対応してくれて、来るたびに飴ちゃんもくれて(笑)いい人そうだなと思いました。(笑)
最後に日本人留学生にメッセージを!
がんばってください~!(笑) 人それぞれだと思うのですが、わたしは結構引っ込み思案で、ヤダ怖いって思っちゃうタイプなので「やってまえ!」っていう気持ちが一番大事でした。元々なんでもやっちゃう方もいると思いますが、そういう人って本当に羽目を外すこともあるので、羽目を外しすぎない程度に気をつけつつ、自分が一番楽しいと思える生活を送れることが大切だと思います!
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